令和4年度 ナイチンゲール記念講演 

5月6日、卒業生を招いてのナイチンゲール記念講演会が開催されました。

今年度お招きしたのは、看護学科第15回卒業生の石川剛さんです。

石川さんが、在学生に準備してくれたタイトルは「持続可能な社会を築いていくために(卒業後の私)」です。

石川さんは、7年の臨床経験後、地域に役立つことをの強い信念でたった一人で起業し、現在は、常陸太田市で株式会社いばらきのケアの代表取締役として社会福祉の分野を中心に活躍されています。地域の皆様の声、社員様の声、そして自分の心の声を大切にし、「まちづくり」を人生のテーマに夢を歩み続けているというそのお話に、学生も教員たちも引き込まれました。情熱的なお話を柔らかく語る優しい人柄に、いわゆるいまどきのギャップ萌え♡でした。

学生から「看護師であることが今の仕事で役立ったエピソードはありますか?」との質問に、「僕は看護師でなかったら今の仕事にはたどり着かなかったと思います。この学校で学んだこともそうですが、看護師の経歴が仕事をしていく仲間づくりや高齢者を含めたあらゆる人々とかかわる時の信用や信頼を生んでくれたと思います。皆さんも、今、勉強や実習は大変と思いますが、自分の基盤を作っていると思って頑張ってください」と応えてくれました。

自分たちの未来を描く「あきらめない心」を示してくれて、ありがとうございました。在学生たちも、資格の取得がゴールではなく、その先の資格の使い方が大切なんだと感想を述べていました。

いつからでも学べます。いつからでもチャレンジできます。私も勇気をいただきました。石川さん、本当にありがとうございました。

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